防犯カメラの基礎知識

防犯カメラを設置してみよう!

■どんなカメラを選べばいいの?

まずカメラの方式について知っていきましょう。一般的なカメラの方式は、同軸ケーブルを使用したHDアナログカメラ、インターネッ トを利用したIPカメラ、Wi-Fiカメラ があります。映像の取り出し方や接続手段の違いで以下の特徴が有りますが、複数の種類を組み合わ せて使用することも出来ます。

HDアナログカメラ
IPカメラ
Wi-Fi カメラ
信号ケーブル
同軸ケーブル
LANケーブル
不要
配線距離
最大500m ※5C-FBの場合
最大100m
無線距離約 50~60m ※1
電源供給
AC アダプタ / PoC※2
AC アダプタ/ PoE ※3
ACアダプタ / 内蔵バッテリー
録画先

DVR
(デジタルビデオレコーダー)
NVR
SDカード
クラウド
内臓メモリ
SDカード
クラウド
接続設定
レコーダーに接続するだけ
ネットワークに接続する設定が必要
映像遅延
あり
伝送画質
劣化するリスク有(アナログ)
劣化するリスク無(デジタル)※4
※1:障害物なしの場合
※2:PoC(Power Over Coax):同軸ケーブルの信号ラインに電源を重畳して、ケーブル1本で伝送する方式 
※3:PoE(Power over Ethernet):LANケーブルを使用してネットワークの構築をしながら電力を供給する方式
※4:高解像度の場合、ネットワークデータ量が増える

■カメラ選びのポイント

カメラを選ぶには使用目的、設置場所、撮影範囲などを考慮する必要があります。他にも把握しておきたいポイントが数多 く存在します。以下は代表的なポイントを紹介しています。
ポイント1監視・見守り・防犯をしたい!
リアルタイム監視が必要なら、映像遅延のないHDアナログカメラがおすすめ。
ポイント2設置場所で選びたい
屋外用には防塵防水性能の記載を確認し、設置場所に応じて選定。
ポイント3ドーム型かパレット型で悩んでいる
バリフォーカルは設置後の撮影範囲調整が可能。単焦点レンズは設置時に撮影範 囲が決まるが低コスト。
ポイント4単焦点レンズ or バリフォーカルレンズ
バレット型は、威嚇効果がある半面、死角がわかりやすい。ドーム型は防塵防水 性能で難あり、屋内使用に最適。
ポイント52MP・4MP/5MP画素数で悩んでいる
2MP(200万画素)であれば、ハイビジョン画質。 録画映像を拡大して確認するようなことがあるなら4MP、5MPがおすすめ。
ポイント6夜間映像、カラー画像 or モノクロ画像
一般的には夜間は、赤外線ライトでモノクロ映像ですが、夜間も昼間と同じカラー 映像で録画したい方は、ColorVuカメラがおすすめ。
ポイント7設置時固定・電動パンチルト
カメラの画角(撮影範囲)は、取付位置で調整しますが、パンチルト搭載の カメラであれば、取付後に調整可能です。
ポイント8ACアダプタ・PoC・PoEどれがいいの?
設置付近に電源がとれないなら、映像と電源を1本のケーブルで伝送できるPoC やPoE対応のカメラがおすすめ。
ポイント9動体検知・人体検知・車両検知
動体検知は、動くもの全てを検知します。人や車両に限定したいなら、人体・ 車両検知機能がおすすめ。
ポイント10マイク/スピーカー内蔵・警告音
カメラ設置場所の音声も録りたいならマイク付きを。その場に警告音を鳴 らしたり、会話のできる機能のカメラもあります。
2MP、4MP、5MP って何?
MPとは、メガピクセルのことで、メガは 100万 、 ピクセルは 画素 のことです。2MPなら200万画素 という意味になります。
夜間の映像はどうなる?
夜間、街灯の無い暗い場所でも、カラー映像を映すことが出来るタイプのカメラがあります。

■電源、配線工事が大変そう

配線工事は大変そうという印象が漠然とあります。具体的に何が必要なのかを見ていきましょう。 下記は方式別にまとめた基本的な配線例です。

HDアナログカメラ

同軸ケーブルでレコーダーに接続するだけで容易にシステムを構築することが可能です。

IPカメラ(PoE対応)

PoE対応カメラを使用で映像も電源もLANケーブル1本で対応可能。 カメラ側に電源を準備する必要がありません。

Wi-Fi カメラ

無線接続ですが、カメラの電源は配線の必要があります。バッテリー内蔵のカメラは、配線レスで行えますが、これらのWiFiカメラは、 アクセスポイントからの距離、電波障害物や干渉など考慮する必要があるほか、ネットワークの設定等、IT機器の多少の知識を要します

■遠く離れてもこんな装置があります

カメラを設置できる距離は、電源を別にして同軸ケーブルで最大500m、LANケーブルで100m程度しか延長できません。事務所と 店舗間や工場内に設置など、遠く離れて設置する場合、このような装置を使うと効率よく、安価に設置できる場合があります。

アナログカメラには
2映像+2電源重畳伝送装置
UTC対応
HD-TVI
HDCVI
AHD
CVBS

映像同軸ケーブル2本を電源と多重して1本で最大400m

IPカメラには
同軸エクステンダ-
PoE+
100Mbps

LANケーブルを同軸1本で最大1000m

光メディアコンバーター
1心
SM
ギガビット

LANケーブルを光ファイバー1本で 最大20Km

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