ジャンル未作成

防犯カメラの選び方・種類、必要な機器一覧

はじめに

最近は、お客様の防犯意識の高まりに伴い機器の価格も抑えられ求めやすくなった防犯カメラですが、その種類や方式は多岐にわたり、提案する側には現場の状況に適したカメラの種類や配線方法等を把握しておく必要が出てきました。 そこでこの記事では、防犯カメラの接続方法や必要な配線の種類など、設置前に知っておくべき内容をお伝えします。

防犯カメラの種類

  • 1.HDアナログカメラ
  • 2.IPカメラ
  • 3.ワイヤレスカメラ

大まかにわけて以上の種類があげられます。それぞれの特徴・適した利用方法と接続方法を確認していきます。

HDアナログカメラ
名前の通り映像信号をアナログ回線で出力してレコーダーに記録するシステムです。 同軸ケーブルを利用して配線するため配線距離が長く取り回しがしやすいのが特徴です。そのため、工事条件に左右されにくく、またオプション品も多いのでお客様の要望に合わせやすい種類になります。 防犯カメラとしての実績が多く種類が豊富なのも特徴です。 接続は BNC端子 で接続するため、BNC端子と 専用圧着工具 又はコネクタを忘れず用意しましょう。
IPカメラ
ネットワークカメラの事で、機器にIPアドレスが割り当てられることでオフィスや、住宅のネットワーク内に接続されます。 ネットワークに接続するため、配線はLANケーブル を用いて行います。こちらはアナログカメラよりも接続可能な距離は短くなりますが、それでも約100mと比較的長く配線でき、ケーブルもLANケーブルのみで完結するので工事も比較的容易です。 こちらの最大の特徴はインターネットに接続できる環境があれば遠方からでも映像を確認できることで、事業場所が多岐にわたるお客様からの需要が増えてきています。 価格は今回上げた中で最も高価になります。
ワイヤレスカメラ
IPカメラ同様ネットワークカメラの1種で、LANケーブル等の配線の必要がなく、WiFi経由で映像の確認ができるのが最大の利点です。複雑な設定や配線の必要がないため、導入のハードルが低く住宅など個人のお客様からの需要が高いです。 価格も今回の中で一番安価でセット品が多いのでオプション品を検討する必要がなく提案しやすいところも需要が増えている要因の一つです。

カメラ以外に必要な機器

一口に防犯カメラと言ってもカメラ単体で動く機械は限られています。 防犯カメラを利用するために必要な周辺機器には次のようなものがあります。

レコーダー
記録装置のことでHDDレコーダーが容量も多く安心して使える機器になります。 ちなみに、このレコーダーをネットワークに割り当てるとアナログカメラでもインターネット上から確認できます。 HDDレコーダーの他に記録装置(媒体)としてSDカードやクラウドストレージがあります。 SDカードはカメラ本体に挿入して使用し、クラウドストレージはカメラ専用のクラウドサービスに記録を保存する機器が多いです。
電源装置
カメラも当然ですが動力源がなければ動きません。そこで電源をどのように供給するかにより別途工事が必要になることもあるのでよく確認しましょう。
PoEハブ
IPカメラで必要となるのがこの機械。聞きなれない方も多いかとおもいますが、ネットワーク用の機器であるHUBの一種です。PoEハブはLANケーブルに直流電気を供給できるHUBになり、PoE給電対応の機器であれば電源を別途用意する必要がなくなる便利な機器です。防犯カメラで使う場合は互換性の観点からメーカー推奨のPoEハブを用意しましょう。
カメラ駆動ユニット
メーカーによって名称は違いますが、アナログカメラを同軸ケーブル1本で構築するシステムには必須の機械で映像信号と同時に電源を供給することができます。 こちらも先述したPoEハブと同様、メーカーで決められている機械を使用します。
100V電源
別途購入する機械ではありませんが、ほとんどのカメラの場合取り付けるカメラの付近に100V電源を用意する必要があります。 100V電源がなければ電気工事士に依頼をして100V電源を確保するようにしましょう。
モニター
防犯カメラはもちろん、映像を映し出すものなので、その映像を見る必要があります。そのためにモニターが必要です。 アナログカメラのようにレコーダーを用意した場合、レコーダーにモニターを接続するとLIVE映像を常に確認し、有事の際は、記録した映像を確認できます。 各レコーダーの映像出力端子を確認し、その規格に適したモニターであればメーカー推奨でなくても手持ちのモニターで代用も可能です。 最近ではHDMI端子が多いです。
カメラ取付具
カメラの取付位置によってはカメラを商品のまま取り付けが出来ない場合があります。例えばポールに取付けたい場合は専用の金具やボックスを用意します。そのカメラがどのような取付状況に適合しているか確認し、要望の取付位置に一致しているか確認をするようにしましょう。 よくある例は、外壁取付の予定で何も用意せず取り付けようとしたらカメラから沢山のリード線が出ていて取り付けられなかったケースをよく聞きます。 その際は別途取付用ボックスを用意しましょう。

カメラに必要な配線と接続端子

カメラの種類の項でも少し話しましたが、各種類に応じて配線の種類も異なります。
種類ごとに確認していきましょう

カメラ種類 信号種類 配線 種類 端子
アナログカメラ 映像信号 同軸ケーブル S-5C-FB BNC
IPカメラ LANケーブル Cate5e以上 RJ-45

上記に上げたものの他、各カメラのシステムにオプションを追加した場合は別途配線が必要になる場合があるので、よく仕様の確認をして取り付けるようにしましょう。

まとめ

今回はカメラの種類や取付けに際し注意する点をまとめました。 今回の知識を知った上でお客様との打ち合わせをすると今まではどのように提案していいのか分からなかった方でも現場に合わせて種類や方法を選定しスムーズに提案が出来るはずです。